6月に開催される予定だったIRONMANケアンズはCOVID19の影響で延期となった。今後、年内に延期されても恐らくスケジュールが合わないので、実質的にキャンセルとなるだろう。今後の参考用に練習内容を記録しておく。それでは詳細です。
練習量(週平均約11時間/800TSS)
1/27週の金曜日にキックボードから落車し、土日の練習がほとんどできなかった。擦過傷に加えて、膝の痛みが1週間以上続いたので、その間は筋トレを避け、ランニングも中止するか水中ランに切り替えた。
計画通り練習できない事にストレスを感じたが、最悪シナリオは怪我の長期化や、怪我が新たな怪我を生む事だと考えて練習量を減らした。1-2週間、満足に練習できないことよりも、1か月、数か月単位で質の高い練習をできないことの方が、長期的にはマイナス影響が大きい。
将来の事は分からないので、楽観、中庸、悲観の複数のシナリオを考えて、今やるべきと、やらざるべきを整理する事が大事。(と自分に言い聞かせた)
スイム
スイムは一年前の練習記録を見ると、50mや100mのスピードが今よりも1秒と2ー3秒ずつ速かった。恐らく、1月までのスピード練習の少なさが原因と反省し、2月からスピード練習(一本ずつ回復の時間をとって全力近くで泳ぐ練習)を増やした。その結果、この期間で一年前に近い状態に戻せた。
バイク
バイクは、1、2分程度の高負荷の繰り返し練習を継続しつつ、FTP95-98%15分3セットや、FP110%10分など、少しずつFTP比100%前後の負荷で10分-20分程度の練習を増やした。
今季は高負荷練習の時間を増やしたので、昨年より出せるパワー数値が高まっている。また、思い切ってDHパッドのポジションを上げたのも好調の原因になっている。上半身が上がった分、頭を下げたフォームで練習している。外での練習が楽しみな状態になった。
ラン
心拍計が上手く起動しなくなったのを放置した影響で、ランニングダイナミクスを2か月以上見ていなかった。
無償交換してもらい久しぶりにランニングダイナミクスを確認しながら走ったら、上下動数値が高い。気づかないうちに脚の運び方が変わっていたようだ。修正して、上下動比は6%前後に戻った。
機材を使ってパフォーマンスを上げるのも良いが、それに頼って自分の体の動きを感じる力が逆に落ちていないか心配になる。
トレッドミルでは週1回、スピード練習(8km、4:15/km、傾斜1.5%)と、持久練習(12km、4:30/km、傾斜1.5%)を継続した。