ハワイ島を旅行してきたので、島の様子をご紹介します。アイアンマン世界選手権を目指す方のモチベーションアップや、大会に参加する際の参考になれば幸いです。今回はカイルアコナから車で1時間半のサウスポイントです。
カイルアコナから、島の南を海に沿って走るサウスコナベルトロード(11号線)を1時間ほど車で走ると、はるか遠くに海に突き出た大きな崖が見える。その崖につながる半島に入って、更に12マイル南に走るとアメリカ最南端のサウスポイントパークに到着。
最南端の手前で車を停めて、崖の上から海を眺める。海面までは高いところで50mくらいありそうだ。広い海に目を向けると、黒くて大きな鯨が二頭泳いでいた。遠く離れているはずなのに、肉眼でもはっきりとわかるその動く大きな生き物に、思わず「鯨だ!」と声を上げてしまった。親子のようにも見える二頭はゆっくりと目の前を横切っていった。
崖の付近は人気の釣り場になっているようで、崖下まで降りて、カヤックで沖に出て釣りをする人や、ダイビングで魚を捕る人の姿が見える。
今日の釣りを終えたと思われる人に話しかけてみると、この辺りは海にアクセスできる道が一箇所しかなく、手付かずの海が残っていて絶好の釣り場のなっているとのこと。地元に住むJoeさんは、今日はシイラを、先日は600ポンド、4m以上もあるカジキマグロを釣ったそうで、釣った魚や魚拓の写真を見せてくれた。かなりの釣り好きのようで、釣りの様子をアップしているInstagramでは2万人以上のフォロワーを抱える。ハワイに来たら、OnoとOnagaを食べるべきとのこと(Onoについては魚料理のページで別途紹介します)。彼は築地市場を行ってみたいとのことだったので、東京に来た時は案内すると約束し、連絡先を交換して別れた。