世界中の強豪選手に勝って数少ない世界選手権出場枠を得るには3種目のうちどこかで強みが必要です。2017年のケアンズとマレーシアの2レースの結果を見た限りの話ですが、求められる競技レベルの目安として次のことが言えそうです。
- M35-39カテゴリーは、上位20%の選手が総合では上位10-13%程度に位置するレベルの高いカテゴリーである
- 出場権獲得には、スイム、バイク、ランのいずれか1種目で「カテゴリー内の上位3-4%以内に入る強み」が必要
- スイムに強みがある場合は、さらにバイクとランの両方がカテゴリー内の上位10%以内であることが必要(=スイマーは三種目速くないといけない)
- バイクかランに強みがある場合は、もう片方のバイクかランでカテゴリー内の上位10%以内に入ることが必要(サイクリストやランナーはスイムで多少遅れても挽回可能)
私の場合はランナーに該当します。フルマラソン自己ベストは2時間47分で、これは東京マラソンであれば男子上位2%程度に位置します。もちろんランだけ速くてもダメで、バイクでも、ランのために力を残しつつカテゴリー上位10%以内に入れるようなところまでレベルアップして、なんとか出場権を獲得する事ができました。
もし、現時点で、三種目のいずれにおいても年代別カテゴリーのトップレベルに入る強みがない場合は、遠回りかもしれませんが、どれか一つの競技のレベルアップに集中するのも一つの方法かもしれません。
2018年10月28日
[…] Kona05:強みの必要性 – S.H Triathlon log 2018年3月4日 […]
2019年10月7日
[…] Kona05:強みの必要性 – S.H Triathlon log 2018年3月4日 […]